考え方が変わります。"発達障害"の嘘

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此方の動画の内容を、文字起こししたものになります。

 

ADHD】最近さぁ、自称発達障害多すぎない?

 

 

どうも、あべしんです。

今回は、自称発達障害多すぎない?っているタイトルでやらせていただきます。

 

実は最近なんとなく、発達障害という言葉が独り歩きしている印象があります。

インターネットでADHDと検索しても、診断を受けたわけではないがなんとなくそうかも…みたいな人が多くいます。

インターネットでも、計画性がない、そわそわしてしまう、衝動的になる、忘れ物をしてしまうなどの特徴から自分を発達障害と疑う人が後を絶ちません。

実はこんな書籍も出現してきています。

発達障害関連本画像

 

その原因について考察してみましょう。

 

まず、第一に、そもそも発達障害とは何なのかというお話をさせていただきます。

 

発達障害とは→DSM-V

 

アメリカの精神医学会が定める診断基準。

 

この基準を満たすと医師が判断した場合に初めて発達障害となる。

 

しかし…

 

実はこの診断基準、コロコロ変化してきた歴史がある。

>今回のDMSの改訂によっていくつかの変更が行われましたが、DSM-IVでは、小児自閉症アスペルガー障害などのサブカテゴリーを含む「広汎性発達障害」とよばれていたものが、DSM-5では「自閉症スペクトラム障害」というひとつの診断名に統合されました。DSM-IVのサブカテゴリーの中でも、「レット障害」はX染色体の異常(MeCP2異常)であることがわかり、自閉症と関連がないために診断から除外されました。また、小児期崩壊性障害(*1)は区別することの重要性が低いと判断されたため統合されています。サブカテゴリーとして有名なDSM-IVアスペルガー障害の有病率は0.084%であり(Chakrabarti et al. 2001)、DSMでのアスペルガー障害は極めて稀な障害として位置づけられていることからサブカテゴリーから除外されましたが、社会性(語用論的)コミュニケーション障害やADHDなどが加えられました。

 

(DSMⅣからDSM5への改訂で発達障害が神経発達障害と総称されます。|メルケアみなとセンターhttps://www.melcare.jp/%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%A8%E3%81%AF-1/)

 

ざっくりと要約すると

DSMという基準は1~5にかけて徐々に変化してきたものである。

例えば、ネットスラングでよく知られる「アスペ」という病気は実は非常に稀な物であり(発症率0.084%)発達障害のサブカテゴリ―から除外されていたり、ADHDという概念が後から加えられたりしている。

 

実は精神医学会においても比較的日の浅い概念である。

 

そもそも…精神疾患は目に見えないもの。「うつ病は甘え」なんていう言葉を聞いたことがある人がいるかもしれません。

 

障害という概念 身体障碍者のように、重度に社会生活がしにくいわけではない。そして、他の障害のように手術や重い副作用の薬を飲んだりしているわけではない。

本当に障害と呼ぶべきなのか。少なくとも、病院に行く必要がない中で疑っている人は本当に発達障害なのか。

 

しかし…自分の持ってる特性のせいで社会適応が難くなっている人もいる。「大人の発達障害」という語も流行しつつある。特に、精神的に弱っているときには「障害」というレッテルが自分の心の重荷を下ろすこともある。

 

 

あべしんからの新提案。障害という言葉以外で自分を形容してみてはどうだろうか。特に、発達障害を少し疑っているグレーゾーンの方には刺さるはず。

 

実は、計画性がない、そわそわしてしまう、衝動的になる、忘れ物をしてしまうなどの特徴は、発達障害という言葉以外でも言い表すことができます。

ユング心理学 “タイプ論”

ここで取り上げたいのが、ユング心理学のタイプ論という概念です。

 

タイプ論とは

タイプ論とはC.G.ユングによって提唱された理論です。

 タイプとは一群の人々や、性格の多くの人々に共通する性格を特徴的に再現する類例あるいは範型です。

 ユングは人間の性格傾向を見るにあたり、2つの意識的態度と、4つの心理的機能を提唱しました。

 2つの意識的態度には「外向」「内向」があります。

 4つの心理的機能には「思考」「感情」「感覚」「直感」があります。

(タイプ論 (Psychological Types)|臨床心理学用語事典http://rinnsyou.com/archives/319

8月13日アクセス)

 

これもざっくり説明すると

人見知り、コミュ力お化け、現実派、理想派、方向音痴、などなどそういった人の特性は全てその人の持つ心理機能の組み合わせによるものであるとする概念です。

 

実は…

発達障害とされている計画性がない、そわそわしてしまう、衝動的になる、忘れ物をしてしまうなどの特徴は全て、このユング心理学のタイプ論によって説明できてしまいます。

 

補足

この話もっと掘り下げたかったですが内容が多すぎるので別の動画にします!

みてね!

 

つまり

発達障害と思われている特徴は、実はその人の単なる特性の一部です。

 

それを障害と呼んでよいのか?

本当に”治すべきもの”なのかということをよく考えるべきだと思います。